CALM BLOG

▶︎オススメ映画 【 ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー 】Sakoda2019年01月31日

 

Share Button


 

スタイリストの迫田です!

個人的に今とてもオススメな映画をご紹介します!

【 ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー 】

公開前からとても楽しみにしていた映画です!
今作品は小説家J・D・サリンジャー生誕100周年に製作されたサリンジャーの半生を描いた伝記映画です!
タイトルにもなっている《ライ麦畑でつかまえて》は誰もが知る名作です!

 


 

短編集《ナイン・ストーリーズ》の1番目に収められている《バナナフィッシュにうってつけの日》これが僕のサリンジャーとの出会い。
小学生の頃《BANANA FISH》というマンガを読んで物語に登場する人を廃人にする薬物のBANANA FISHというネーミングに何故かとても惹かれて、サリンジャーの小説を探して読んだ。(あの頃はパソコンもスマートフォンもないから気になるモノを調べたり、探すのは本当に大変だった。けど、だからこそのあの情熱や貪欲さは何にも代え難い気がするし今だにしっかりと記憶に残っているような気がする。)

 


 

サリンジャーの小説はフィクション。フィクション作家でありながら身近にある物事や自分の経験、目で見たモノを文字に起こして行く。
とはいえ独特な作風でとても難解。
大人でも理解が難しい内容は少年時代の僕には勿論さっぱり。
19歳の頃もう一度チャレンジしたけど、やはり難解。
でも何かとてつもなく惹きつけられるモノがあった。
タイトルのセンスは抜群だと思うし、読み手を置き去り状態の難解な作風には憧れすら感じた。ダイレクトには理解できない、わかりづらさの美学が、裏の意味を探る事や読み取ることの楽しさを教えてくれた。詩的で美しい映画やアートが好きな僕はそんなとこに惹かれていたのかも。
この作品は伝記映画でサリンジャーの生い立ちや人間性などが描かれている。どうやって名作が生まれたのか?この映画を観るとそれを知る事ができる。

 


 

ドキュメンタリーではないから謎に包まれたサリンジャーが本当にこんな人物だったかというのは定かではないけど、これを踏まえて30代になった自分が今またサリンジャーの作品を読んだらどういう解釈をするんだろう?
もう一度サリンジャーの小説を読み直してみようと思っています!
そして、ひとつの素晴らしい映画として色んな人に是非観て欲しい作品です!サリンジャーを知らなくても、小説に興味が無くても、この映画は色んな人に刺さる作品だと思っています!

何かに夢中になる事や、人それぞれの持つ信念・個性。頑固だと思われてもそれを貫き通す事も時には必要だという事。自分を信じる事。そんな事を気付かせてくれる、勇気づけられる作品。何かを始めたくなる作品。

そして、それを認めてくれ更にはアドバイスや道を示してくれる人が誰しも周りに必ずいるという事。これに気付き、受け止め、試してみる事ができる人は成長できる人だと再確認できた。ジャンルは違えど色んな人に当てはまるのではないかと思います。
ニコラス・ホルト演じるサリンジャーは素晴らしかったです!個人的には若き日のディカプリオやジョニー・デップのサリンジャーも観てみたかった!
今作No. 1は、やはり名優ケヴィン・スペイシー演じる恩師ウィット!そのキャラクターや発する言葉がとても好きでした!あんな恩師に出会いたかった!
マッチを擦る描写が好きだった。
タバコはやっぱジッポが1番カッコイイな。
「J・Dは何の略?」「非行少年」にはシビれた。
あと、恋敵がチャップリンには驚いた 笑

気になる方は是非!!

 

最近の記事