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▶ゴダールの名作【 Bande à part / はなればなれに 】Sakoda2019年03月2日

 

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スタイリストの迫田です!

最近また自分の中でフランス映画熱が再来している。

フランス映画を、ストーリーにあまり波が無く、淡々と話が進み、眠くなる。と言う人も多いです。

たしかにハリウッド映画の様な派手さはないです。

ですが、フランス映画でしか体感できないお洒落さや美しさを是非皆さんにも味わって欲しいです。

特に、ジャン=リュック・ゴダール監督の作品はフランス映画を語る上ではマストな存在。

今回はゴダール作品の1つ

【 はなればなれに 】

のご紹介です。

 



 


【 はなればなれに 】は、ゴダールがアメリカの犯罪小説をもとに製作した、男女3人組による恋と犯罪の狂想曲。

優しく紳士的なフランツと強欲で破天荒なアルチュール。この2人の男が出会った美しい女性オディール。

オディールの叔母の家から大金を盗む計画を立てる3人だが、予期せぬハプニングから計画は殺人事件へ発展。恋の三角関係が犯罪(お金)によって関係性が変化、崩壊していく様は悲しくも美しい。


1960年代のパリの風景の中くりひろげられる3人の物語は、サスペンスフルでありながらどこかユーモラス。

3人の心情をナレーションで表現しているシーンはとても斬新だし、セリフや描写がお洒落でカッコイイ。

でも笑えるシーンも多く、詰めが甘いなぁーとツッコミを入れたくなるシーンも多々。笑

お陰で飽きずに観ることができるのだと思うと、やはりゴダールのセンスは素晴らしい!

 


 

ジャケットにもなっているインストゥルメンタル・ナンバーと共に3人がカフェでマディソン・ダンスを踊る名シーン。

 


 

 

そして実際のルーブル美術館でゲリラ撮影された3人の全力疾走シーンは、映画ファンの間で現在も語り継がれる名シーン。

その後、『ドリーマーズ』(2003)『ウィークエンドはパリで』(2013)でもオマージュが捧げられている。他監督作ですが、こちらも合わせて観て欲しい作品です。

また映画監督のタランティーノは本作の大ファンで、自らの製作会社の名前に仏題「Bande à part」と付けたのは有名な話。


モノクロの映像のなか、女優アンナ・カリーナの輝くような魅力がたっぷりと描かれた本作は、33歳のゴダールと23歳のアンナ・カリーナが1963年11月に設立した独立プロ、アヌーシュカ・フィルムの製作第一弾。音楽を手掛けるのは、フランスを代表する作曲家ミシェル・ルグラン(『シェルブールの雨傘』)。

アンナ・カリーナの「キュート」さは、いまだに色褪せない。

この激短なバングがまたスーパーキュートです。

キュート。なかなか恥ずかしいフレーズですが観たらわかります。笑

アンナ・カリーナにピッタリなフレーズ。

 


 

 

 

 

オススメです!是非!!

 

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